この章で学ぶこと #
if/elif/elseを使って条件によって処理を切り替えるfor/whileで処理を繰り返す- 条件分岐と繰り返しを組み合わせて簡単な問題を解く
所要時間の目安は 90〜120 分。2 日に分ける場合は「if 文」「論理演算」を Day1、「for / while とまとめ問題」を Day2 とすると進めやすくなります。
ここまでの振り返り #
| 章 | 身に付いた力 | この章で追加される力 |
|---|---|---|
| 00 イントロダクション | 学習環境の準備・学び方の把握 | コードを実際に書くための土台づくり |
| 01 Python の基本文法 | 変数・数値演算・文字列・print / input | 値を扱い、表示や入力をこなせるように |
| 02 条件分岐と繰り返し (本章) | — | 判断と繰り返しで処理の流れを組み立てられる |
基本文法で身につけた「値を扱う力」に、条件と繰り返しを噛ませることで “ちょっとしたアプリ” の形が見えてきます。
Python 全体の中での位置づけ #
graph LR A[入門準備<br>環境構築] --> B[基本文法<br>値を扱う] B --> C[条件分岐・繰り返し<br>(本章)] C --> D[データ構造/関数化] D --> E[モジュール活用] E --> F[プロジェクト構築] classDef highlight fill:#2563eb,color:#fff,font-weight:700; class C highlight;
この図の通り、条件分岐と繰り返しは「データ構造・関数化」へ進むための橋渡しにあたります。ここを丁寧に押さえると、ファイル操作やデータ分析、Web自動化など応用範囲が一気に広がります。
学習のヒント #
if文は「条件を言葉にする → コードに落とす」順で考えると整理しやすいforとwhileの違いを紙に書いて比較すると、使い分けが身につきます- 練習問題は ヒント → 解説 → 解答 の順で段階的に確認し、どこで躓いたかメモを残しましょう
ステップ構成 #
模範解答は「自分の考えと比較して学びを言語化する」ために活用してください。同じ結果でも書き方が違う場合は、どちらが読みやすいかを考えてみましょう。