02 条件分岐

Basic python

02 条件分岐と繰り返し

この章で学ぶこと #

  • if / elif / else を使って条件によって処理を切り替える
  • for / while で処理を繰り返す
  • 条件分岐と繰り返しを組み合わせて簡単な問題を解く

所要時間の目安は 90〜120 分。2 日に分ける場合は「if 文」「論理演算」を Day1、「for / while とまとめ問題」を Day2 とすると進めやすくなります。

ここまでの振り返り #

身に付いた力この章で追加される力
00 イントロダクション学習環境の準備・学び方の把握コードを実際に書くための土台づくり
01 Python の基本文法変数・数値演算・文字列・print / input値を扱い、表示や入力をこなせるように
02 条件分岐と繰り返し (本章)判断と繰り返しで処理の流れを組み立てられる

基本文法で身につけた「値を扱う力」に、条件と繰り返しを噛ませることで “ちょっとしたアプリ” の形が見えてきます。

Python 全体の中での位置づけ #

graph LR
  A[入門準備<br>環境構築] --> B[基本文法<br>値を扱う]
  B --> C[条件分岐・繰り返し<br>(本章)]
  C --> D[データ構造/関数化]
  D --> E[モジュール活用]
  E --> F[プロジェクト構築]
  classDef highlight fill:#2563eb,color:#fff,font-weight:700;
  class C highlight;

この図の通り、条件分岐と繰り返しは「データ構造・関数化」へ進むための橋渡しにあたります。ここを丁寧に押さえると、ファイル操作やデータ分析、Web自動化など応用範囲が一気に広がります。

学習のヒント #

  • if 文は「条件を言葉にする → コードに落とす」順で考えると整理しやすい
  • forwhile の違いを紙に書いて比較すると、使い分けが身につきます
  • 練習問題は ヒント → 解説 → 解答 の順で段階的に確認し、どこで躓いたかメモを残しましょう

ステップ構成 #

  1. if 文で条件を分岐する
  2. 論理演算とネストした条件式
  3. for 文で繰り返す
  4. while 文と break / continue
  5. まとめと練習問題

模範解答は「自分の考えと比較して学びを言語化する」ために活用してください。同じ結果でも書き方が違う場合は、どちらが読みやすいかを考えてみましょう。