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言語 JA

日次データの基本プロット(中学生向け)

入門中学生

04.1.1 中学生向け

日次データの基本プロット(中学生向け)

最終更新 2026-11-01 読了時間 1 分
まとめ
毎日 1 つずつ記録した数(日次データ)は、横に日付、縦に値をとった折れ線グラフにすると 240 日分でも全体が一目で見えます。読むときは 3 つに分けます。長い目で見た上がり下がり(トレンド)、約 30 日ごとにくり返す同じ形(季節性)、**それ以外の細かいギザギザ(ノイズ)**です。月末などの節目に点を重ねると、波のどこにいるかが分かりやすくなります。1 か月だけ見て「下がった!」と判断すると、波の下り坂の一部を見ているだけかもしれません。

クイズ:このお店、調子はいいの? #

あるお店が 240 日間、毎日の売上をメモしました。「うちの店、調子いい?」と聞かれて、240 個の数字の表を見てすぐ答えられるでしょうか?

点をつなぐと、こうなります。

240日分の毎日の売上を青い折れ線で描き、30日ごとの月末にオレンジの点を重ねた折れ線グラフ。線は細かくギザギザしながら約30日ごとに波を打ち、全体としては右上がりに進んでいる

線はギザギザしながら約 30 日ごとに波を打ち、全体としては右上がりです。答えは「波はあるが、長い目で見れば増えている」。

1 本の線の中にある 3 つの動き #

まず、横に日付、縦に値をとって 240 個の点を打ちます。点は 1 日目から 240 日目まで日付の順に左から右へ打ち、順番を入れかえないのが大事な約束です。次に点をつないで線にします。つなぐと「流れ」が見え、これが青い線です。そして節目に目印を重ねます。図では 30 日ごと(月末)の値にオレンジの点を重ねていて、点だけをたどると月ごとの比較がしやすくなります。そのうえで線を 3 つに分けて読みます。線の左端と右端をざっくりつなぐと右上がりで、これがトレンド(長い目で見た向き)。約 30 日ごとに来る山と谷が季節性(くり返す波)。それでも残る細かいギザギザがノイズ(たまたまの上下)です。最後に変なところをさがします。ぽつんと跳ねた日や、線が途切れた期間(記録もれ)があれば、メモしておきます。

動かして見てみよう #

下の図で「再生」を押すと、説明した手順が 1 つずつ進みます。手順ごとの説明は図の下に出ます。

気をつけたいこと #

いちばん多い勘違いは、4 月だけのように波の一部だけを見て判断することです。4 月だけを切り取ると、山から谷へ下がる途中なので「売上が落ちている!」と見えますが、それは 30 日の波の下り坂で、240 日の長い目で見れば増えています。二つ目は、記録もれの日をつめて描くことで、2 週間分メモがないのに前後をそのままつなぐと、2 週間かけて起きた変化が 1 日の変化に見えるので、ない日は空けておきます。三つ目は、縦の目もりの切り取りで、縦の目もりを 120 から始めると小さなギザギザが大きな波に見えるので、目もりの始まりを確かめてから判断します。

やってみよう #

最初の課題は、1 か月間、毎日の最高気温をメモして折れ線にし、トレンド、くり返す波、ただのギザギザの 3 つに分けて説明してみることです。二つ目は、勉強時間を 3 週間記録して、日曜日に目印の点を重ねてみること。三つ目は、上の図から「4 月だけ」を切り取った図を描き、それだけを見た人がどう誤解するか説明してみることです。

つぎに読む #

プログラムで描く方法は 日次データの基本プロット(標準版) にあります。「どれだけ増えたか」を割合で見る話は パーセント変化の推移(中学生向け) へ進んでください。