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言語 JA

曜日別の平均をバーで確認(中学生向け)

入門中学生

04.3.3 中学生向け

曜日別の平均をバーで確認(中学生向け)

最終更新 2026-11-01 読了時間 1 分
まとめ
曜日別の平均の棒グラフは、毎日の記録を曜日ごとの 7 つのグループに分けて、それぞれの平均を棒の高さにしたものです。「土曜はいつも多い」「日曜は少ない」のような曜日のくせ(曜日効果)があるかを見たいときに使います。棒の上の細い線(ひげ)はばらつきの大きさで、ひげが長い曜日は日によって値が大きくちがう曜日です。平均は特別な日(祝日・イベント)に引っぱられるので、記録の日数とひげの長さを合わせて見ます。

クイズ:お店がいちばんにぎわう曜日は? #

あるお店が 210 日間(30 週)、毎日の売上をメモしました。店員さんは「土曜はいつも忙しい気がする」と言います。本当でしょうか? たまたま忙しかった 1 日の土曜が印象に残っているだけかもしれません。

そこで、同じ曜日の日を 30 日分全部集めて平均をとります。

月曜から日曜までの7本の棒で、曜日ごとの売上の平均を高さで示した棒グラフ。各棒の上にはばらつきの大きさを示す細いひげが付いている。土曜の棒がいちばん高く、日曜の棒がいちばん低い

土曜の棒がはっきり高く、日曜が低い。店員さんの「気がする」は、数字で確かめると本当でした。

曜日ごとの棒はこうやって作る #

まず、210 日を曜日ごとに 7 つの山に分けます。月曜だけを 30 日分、火曜だけを 30 日分…と分けるので、1 つの山に 30 個の数が入ります。次に、山ごとに平均を出します。月曜 30 日分を全部足して 30 で割る、これを 7 つの曜日でくり返すと「平均的な月曜」「平均的な火曜」…の 7 つの数ができます。この 7 つの平均を棒の高さにして、横に月〜日、縦に平均を取って棒を立てます。目もりは 0 から始めます。

さらに、ひげを付けます。同じ月曜でも日によって売上は上下するので、「平均からどれくらい離れがちか」(ばらつき。「標準偏差」といいます)を細い線にして棒の先に付けます。これが図の黒いひげです。最後に読みます。棒の高さの差が「曜日のくせ」、ひげが長い曜日は不安定な曜日です。くせがはっきりしていれば「来週の土曜は人を増やそう」という判断に使えます。

動かして見てみよう #

下の図で「再生」を押すと、説明した手順が 1 つずつ進みます。手順ごとの説明は図の下に出ます。

気をつけたいこと #

最初の落とし穴は、祝日やイベントのような特別な日に平均が引っぱられることです。祝日が月曜に重なると、その 1 日の大きな数で月曜の平均が持ち上がります。「月曜が高い」のではなく「祝日が高い」のかもしれません。二つ目は、記録が少なすぎることです。2 週間分(各曜日 2 日)では、たまたま雨だった土曜が 1 日あるだけで平均が大きく変わりますが、210 日なら各曜日 30 回で、偶然の影響は小さくなります。三つ目は、棒の差だけ見て「ひげ」を見ないことです。棒の差が小さくひげが長いなら、「こちらが多い」とは言い切れません。差が「くせ」か「たまたま」かは、ひげの長さとくらべて決めます。

やってみよう #

最初の課題は、自分の勉強時間を 4 週間記録して、曜日ごとに 4 日分の平均を出し、紙に 7 本の棒を描くことです。二つ目は、図書室の曜日ごとの利用人数を調べ、曜日でちがう理由をグラフを描く前に予想することです。三つ目は考える問題で、「2 週間だけ記録して、1 日だけ運動会が入った」場合、その曜日の平均はどうなるでしょうか。

つぎに読む #

プログラムで集計する方法は 曜日別の平均をバーで確認(標準版) にあります。元になる毎日の折れ線を読む話は 日次データの基本プロット(中学生向け) へ進んでください。