06.3.3 中学生向け
グループ化棒グラフ(中学生向け)
クイズ:ネットと店頭、差は広がっている? #
ある雑貨屋さんは、ネット販売と店頭販売の両方をしています。1 月から 4 月の売上はこうでした。
| 月 | ネット販売 | 店頭販売 |
|---|---|---|
| 1 月 | 120 | 90 |
| 2 月 | 140 | 105 |
| 3 月 | 155 | 110 |
| 4 月 | 170 | 120 |
どちらが毎月多い? 差は広がっている? 表では引き算が必要ですが、グラフなら形で見えます。

2 本の棒をどう並べる? どう読む? #
まず、月ごとに場所を決めます。横の目もりに 1〜4 月の 4 つの場所を作ります。次に、1 つの場所に棒を 2 本、少しずらして立てます。青がネット販売、オレンジが店頭販売で、月と月の間にはすきまをあけます。それから凡例(はんれい)を見ます。図の右上にある「青=ネット販売、オレンジ=店頭販売」という色の説明です。ここまでできたら、同じ月の 2 本をくらべます。どの月も青がオレンジより高い、つまりネット販売のほうが多いと分かります。最後に同じ色だけを左から右に追います。どちらも 4 月に向かって右へ行くほど高く、売上が増えています。2 本のすきまは 1 月より 4 月のほうが開いていて、差が広がっていることも読めます。
動かして見てみよう #
下の図で「再生」を押すと、説明した手順が 1 つずつ進みます。手順ごとの説明は図の下に出ます。
気をつけたいこと #
いちばん気をつけたいのは、色を 4 色、5 色と増やしすぎることです。1 つの月に 5 色も並べると、棒は細くなり、どの色がどれか追えなくなります。3 色までにして、それ以上は図を分けます。二つ目は似た色を使うこと。青と水色のような近い色では区別できないので、青とオレンジのようにはっきりちがう色を選び、凡例の順番は棒の順番と合わせます。三つ目は目もりが 0 から始まっていないグラフです。ふつうの棒グラフと同じで、途中から始めると差が大げさに見えます。四つ目は、合計を読みたいときにこのグラフを選んでしまうこと。合計も見たいなら、積み上げ棒グラフのほうが便利です。
やってみよう #
最初の課題は、自分のクラスと隣のクラスの「月ごとの図書室の貸出数」を調べて、月ごとに 2 本の棒を並べたグラフを描くことです。二つ目は、天気予報の「最高気温と最低気温」を 1 週間分メモして、日ごとに 2 本の棒で描くこと。三つ目は、棒を 6 色に増やしたグラフ(たとえば 6 つの部活の月ごとの部員数)を想像して、読みにくくなる理由を説明し、どう分けたら読みやすくなるか考えることです。
つぎに読む #
プログラムで描く方法は グループ化棒グラフ(標準版) にあります。まず 1 種類の棒で基本を確かめたい人は 基本の縦型棒グラフ(中学生向け) へ、合計と内わけを同時に見たい人は 積み上げ棒グラフ(中学生向け) へ進んでください。