K_DM Book
用語集
対象者 中学生
対象者別の入口 →

対象者の設定はこのブラウザの中にだけ保存されます。

言語 JA

ドーナツチャート(中学生向け)

入門中学生

06.1.3 中学生向け

ドーナツチャート(中学生向け)

最終更新 2026-11-01 読了時間 1 分
まとめ
ドーナツチャートは、全体を 1 つの輪にして、割合の分だけ切り分けるグラフで、円グラフのまん中をくり抜いた形です。「全体のうち、どれがどれくらいを占めるか」を見せたいときに選び、項目は 5 つくらいまでにします。読むときは割合の数字(%)を読むのが基本で、角度だけで細かい差を見分けるのは苦手です。ななめから見た「3D の円グラフ」は、手前が大きく見えて割合をゆがめます。

クイズ:お金はどこにいくら預けてある? #

ある人が、貯めたお金を世界の 5 つの地域に分けて預けています。その内わけです。

地域割合
米国40%
エマージング(新興国:成長中の国々)20%
日本20%
欧州(ヨーロッパ)10%
その他10%

表でも分かりますが、全体を 1 つの形で見せたいときに使うのがドーナツチャートです。

全体を100%として5つの地域の割合を切り分けたドーナツチャート。米国の40%がいちばん大きなスライスで、各スライスに割合の数字が書かれ、まん中は白く空いている

輪はどうやって切り分ける? #

まず、全体を 100 とします。5 つの割合を足して 100% になることを確かめます。次に、割合の分だけ円を切ります。40% の米国は円の 10 分の 4、10% の欧州は 10 分の 1 の「ピザの 1 切れ」になります。それから始める位置と向きを決めます。図では 12 時の位置から順に切っていて、大きい順に並べると読み始めがはっきりします。続いてまん中をくり抜きます。空いた所には「合計 100 万円」のような全体の情報を書けますが、空白そのものに意味はありません。最後に名前と % を書き添えます。角度だけでは「20% と 20%」が本当に同じか自信が持てないので、数字で確かめられるようにします。

動かして見てみよう #

下の図で「再生」を押すと、説明した手順が 1 つずつ進みます。手順ごとの説明は図の下に出ます。

気をつけたいこと #

いちばん気をつけたいのは 3D の円グラフです。ななめから見た立体の円は、手前のスライスが広く、奥が細く見えます。同じ 20% でも手前に置けば多く見えるので、読む人をだませてしまいます。平らな図で描きましょう。二つ目はスライスが多すぎること。6 つ以上に切ると細いスライスの差は読めないので、3〜5 個を残し、残りは「その他」にまとめます。三つ目は、20% と 22% のような細かい差をくらべたいときに使うことです。どちらが多いかは角度では分かりません。正確にくらべるなら、長さで読める棒グラフが向いています。

やってみよう #

最初の課題は、1 か月のおこづかいの使い道を「食べ物・文房具・遊び・貯金・その他」に分けて、コンパスと分度器で円を切り分けることです。二つ目は、教科書や新聞で円グラフを探し、スライスの数を数えること。6 つ以上あったら、どれを「その他」にまとめるか考えてみましょう。三つ目は、同じ表を「3D 風」に、ななめから見た楕円(だえん)で描いてみることです。どのスライスが大きく見えるか、平らな図と見くらべましょう。

つぎに読む #

プログラムで描く方法は ドーナツチャート(標準版) にあります。「全体と内わけ」を棒で見せる方法は 積み上げ棒グラフ(中学生向け) で説明しています。