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言語 JA

複数ラインの推移比較(中学生向け)

入門中学生

06.4.1 中学生向け

複数ラインの推移比較(中学生向け)

最終更新 2026-11-01 読了時間 1 分
まとめ
折れ線グラフは、時間とともに値がどう変わるかを点をつないで見せるグラフです。2 本以上の線を同じ目もりに重ねると、「どちらが多いか」と「動き方のちがい」を同時にくらべられます。読むときは、1 本ずつの上がり下がりと、2 本のすきまが広がるか縮まるかを見ます。線は 4 本くらいまでにして、単位がちがうものを同じ図に重ねてはいけません。

クイズ:東と西、調子がいいのはどっち? #

東エリアと西エリアのお店の、5 週間の売上です。

週東エリア西エリア
1 週目180120
2 週目150130
3 週目170140
4 週目140125
5 週目160135

多いのは東。でも「安定しているのは?」「増えているのは?」は表では答えづらい。2 本の折れ線にしてみましょう。

東エリア(青)と西エリア(緑)の週ごとの売上を同じ目もりに重ねた折れ線グラフ。青はつねに上にあるが上下が大きく、緑は下にあるがなだらかに右上がりに進んでいる

線はどうやって重ねる? どう読む? #

まず、横に時間、縦に量をとります。横は週、縦は売上で、「万円」という単位を目もりに書きます。次に 1 本目の線を引きます。東エリアの 5 つの値に点を打ち、左から右へつなぐと青い線になります。続いて 2 本目を別の色で、同じ目もりに重ねます。西エリアを緑で描き、目もりを変えないので、同じ高さなら同じ金額です。最後に「凡例(はんれい)」という色の説明を見て読みます。右下に「青=東、緑=西」とあり、青はつねに上なので東が多い。でも青はジグザグが大きく、緑はなだらかに右上がりです。「東は多いが波が大きい、西は少ないが安定して増えている」と読め、2 本のすきまが縮まっているのも分かります。

動かして見てみよう #

下の図で「再生」を押すと、説明した手順が 1 つずつ進みます。手順ごとの説明は図の下に出ます。

気をつけたいこと #

最初の課題は、線が多すぎることです。5 本以上を 1 つの図に描くと見分けられないので、見せたい 1 本だけを目立つ色にして残りを灰色にするか、図を分けます。二つ目は横の間かくで、3 週目のデータがないのに 2 週目の次に 4 週目をつめて描くと、2 週間かかった変化が 1 週間の変化に見えるので、ない週は空けておきます。三つ目は、「線がつながっている=間の値を測った」ではないことです。点と点の間の線はただつないだだけで、「週の途中の木曜日は 165」とは読めません。四つ目は、目もりの切り取りです。縦の目もりを 100 から始めると、小さな上下が大きな波に見えます。

やってみよう #

まず、1 週間の最高気温と最低気温をメモして、2 本の折れ線を同じ目もりに描いてみよう。すきまがいちばん大きい日はどこだろう。次に、自分と友だちの「毎日の読書時間」を 1 週間記録して、2 本の線でくらべてみよう。最後に、「身長(cm)」と「体重(kg)」を同じ目もりに重ねた折れ線がおかしい理由を説明してみよう。

つぎに読む #

ax.plot を 2 回呼んでプログラムで描く方法や、注釈のつけ方は 複数ラインの推移比較(標準版) で説明しています。毎日の記録を 1 本の線で追う話は 日次データの基本プロット(中学生向け) で紹介しています。